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仕事に行きたくない薬剤師の対策5選|どうしても辛い方へ

仕事に行きたくない薬剤師

「薬剤師の仕事が辛い、辞めようかな…」

誰もが一度は仕事に行きたくないと考えたことがあるはず。

「辞めたい、いきたくない」と感じた時、どのような対策をすれば良いのでしょうか。

この記事では、仕事に行きたくない薬剤師の方への対策や、辞める時の判断基準を紹介しています。

仕事を辞める前に、ぜひお読みください。

この記事を書いた人
みえこ
みえこ

調剤薬局の薬剤師として5年、病院薬剤師として10年勤務。
現在は病院薬剤師として働きながら面接官なども担当。

目次

仕事に行きたくない薬剤師の対策6選

仕事に行きたくないと思ってしまうことはよくあります。

しかし、行きたくないと感じる状況が長く続くと、何かしらの対策が必要になりますよね。

ここからは、薬剤師の方向けに仕事に行きたくない時の対策を紹介します。

まずはゆっくりと休むことが大切

薬剤師の仕事を辞めようと思った時は、まずはゆっくり休みましょう。

仕事を辞めたいと思った時は、体も心も疲れている状態であることが多いです。

まずは心と体を元通りにするために、できる限り休みます。

休日には予定を入れず、家でしっかり休養を取りましょう。

体が回復すれば心も回復しやすくなるので、体を休ませることを第一に考えてみてください。

趣味に没頭してみる

薬剤師を辞めたいと思ったら、趣味に没頭してみるのも良いでしょう。

好きなことに徹底的に集中することで、仕事のことを忘れられます。

休日や仕事終わりに趣味に没頭し、ストレスを発散していきましょう。

「趣味がない」「何をしたらいいかわからない」という方には、スポーツがおすすめ。

体を動かす趣味は、体だけでなく心の健康にもつながるので良いですよ。

趣味に打ち込んで仕事について考える時間を減らし、心を回復していきましょう。

信頼できる人に相談してみる

「仕事に行きたくない…」と思った時は、必ず信頼できる人に相談してみましょう。

相談相手は、同じ薬剤師をしている人を選ぶことをおすすめします。

薬剤師をしている方であれば、仕事のしんどさにも共感してくれるからです。

誰もが一度は仕事に行きたくないと思うものです。

自分の悩みや不満を打ち明け、共感し合うことでストレスの発散につながります。

周りに相談できる人がいない場合、転職エージェントに登録して相談するのもおすすめ。

周りに打ち明け、心を落ち着かせて考えましょう。

辞めたい理由を整理する

薬剤師の仕事を辞めたいと思った時は、辞めたい理由を頭の中で整理するのがおすすめです。

まずは嫌なことを紙に書き出します。

  • 人間関係がしんどい
  • 休みが取れない
  • 残業が多い

このように思いつく限りのことを書き出しましょう。

書き出したらそれぞれの項目について、自分で解決できるかどうかを考えます。

解決できるものであれば、1つずつでいいので解決できるよう行動に移しましょう。

自分が嫌だと思ったことを整理しておくと、転職先を選ぶ際に役立ちますよ。

忘れないように、紙に記録を残しておきましょう。

休職する

「仕事に行きたくない、もう辞めてしまいたい!」と思うほど追い詰められたら、休職を検討しましょう。

追い詰められていると、冷静な判断ができず辞めてから後悔する可能性があります。

辞めてしまう前に、本当に良いのかよく考えることが大切です。

私も実際に前職を辞める前に休職しました。

休職期間で心や体をしっかりと休ませ、自分のやりたいことを考えられたので今の仕事がとても充実しています。

病院を受診して先生と相談し、休職も視野に入れてみましょう。

転職先をリサーチしてみる

仕事に行きたくないと思ったら、転職について考え始めましょう。

「この会社で働きたい」「こんな仕事をしてみたい」というものが見つかれば、転職活動のやる気につながります。

転職先のリサーチでおすすめなのは「ファルマスタッフ」。

薬剤師の求人が60,000件以上掲載されているので、転職先のリサーチにぴったりです。

初めて転職経験する人のための相談会なども開催されています。

まずは転職サービスに登録し、リサーチを徹底しましょう。

仕事に行きたくない薬剤師の選択肢とは?

「仕事に行きたくない!」と考えた時、退職という選択肢が頭によぎると思います。

しかし、焦りは禁物。

焦って行動しないように、行きたくないと思った時取るべき選択肢を紹介します。

確認し、間違った行動をしないよう注意しましょう。

同僚に心境を相談する

仕事に行きたくないと思ったら、同僚など職場で仲の良い人に相談すると良いでしょう。

職場の人にどう思われるかを気にしてしまい、相談をしにくい人が多いかもしれません。

しかし、同じ職場の人は、案外同じ理由で悩んでいるかも。

例えば、上司のパワハラがいやで仕事に行きたくないという場合、他の人も追い詰められている可能性が高いです。

このような場合、同僚と一致団結できれば、一緒に上の人に訴えて状況が改善される可能性もあります。

改善につながらなくても、同僚と共感しあうことで気持ちが楽になるかもしれません。

話しやすい同僚に声をかけることから始めましょう。

現状維持できる方法を考える

まずは、今のまま仕事を続け、現状維持をしていける方法を考えましょう。

しかし、「行きたくない」と思いながら毎日仕事に行くのは辛いです。

そのため、まずは辞めたいと思っている原因はなぜなのか考えましょう。

辞めたい原因がわかったら、それを解決できる方法を考えます。

例えば、仕事が忙しすぎることが原因で辞めたいと考えているとしましょう。

その場合、業務改善ができないか上司に提案するなどの行動について検討します。

現状維持する方法を考えることで、前に進みましょう。

職場異動させてもらう

仕事に行きたくないと感じる原因が変えられないのであれば、異動を考えましょう。

同僚が嫌で仕事に行きたくないという場合、自分の努力で変えられるものではありません。

自分ではどうしようもないことが原因で仕事に行きたくない場合、異動を願い出るのも良いでしょう。

しかし、異動願などを出しても希望通りに行くことが少ないのが現実。

そのため、異動ができないなら辞める可能性も示唆する必要があります。

人手不足の今、薬剤師をそう簡単に辞めさせたくないと思っている企業は多いはずです。

一度異動を交渉してみるのも良いでしょう。

転職する

仕事に行きたくないという気持ちを長期間抱えているのであれば、転職しましょう。

転職の時代と言われる今、転職するのは難しくはありません。

薬剤師は有資格者しかできない大切な仕事なので、いくらでも需要があります。

転職するには、どうしたらいいかわからないという方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

特に、薬剤師に特化した「ファルマスタッフ」は無料で転職に必要なサポートを全てしてくれます。

薬剤師で転職する場合には、必ず利用して転職活動を成功させましょう。

他業種への異動

薬剤師は、薬の専門的な知識を持っているため、薬局や病院以外に異動もできます。

薬剤師の主な異動先には以下のようなものがあります。

  • 医薬情報担当者
  • 研究職
  • 医療コンサルタント
  • 大学教員
  • 治験コーディネーター

しかし、薬剤師から上記のような職種に転職するのは、正直難易度が高いです。

また、求人数も多くはないので、転職するにはかなりの努力が必要。

転職を希望する場合は転職エージェントにしっかり相談し、面接練習や添削など準備万端で転職に挑みましょう。

一度無職になる

「明日仕事にどうしても行きたくない」というくらい追い詰められている場合、思い切って辞めて無職になるのも一つの方法です。

「周りは働いているし…」「次の仕事が決まらなかったら…」と思う気持ちは、痛いほどわかります。

しかし、薬剤師は誰でもできる仕事ではないので、いくらでも需要はあります。

ただし、無職になる場合、以下のようなデメリットはあります。

  • 社会保険料などが労使折半できなくなる
  • キャリアに傷がつく
  • 転職活動で会社より立場が弱くなる

このようなデメリットを踏まえても辞めたい場合は、一度無職になって休むのも良いでしょう。

薬剤師が退職すべきかどうかの判断基準とは?

せっかく就職できたのに、辞めるのはやはり勿体無いです。

しかし、状況によっては退職すべきということも。

ここでは、退職すべきかどうかの判断基準を紹介します。

辞めたい理由を自分自身で解決できるかどうか

退職すべきか判断する際に一番有効なのが「辞めたい理由を自分で解決できるかどうか」を考えることです。

考えるために、まずは辞めたい理由を紙に書き出してみます。

  • 職場が家から遠くて通勤がしんどい
  • 同僚に仲間はずれにされている

このような理由であれば、引っ越しなどが現実的でない場合には、自分で解決する難易度は高いでしょう。

  • 仕事内容が難しくて大変
  • 人手不足で残業が多い

上記のような理由であれば、自分がスキルや経験を積んだり、時間が経ったりすれば解決する可能性があります。

辞めたい理由が自分自身で解決できないと感じた場合、退職する判断の基準になるでしょう。

薬剤師として働いていて納得できる環境かどうか

「納得できる環境で働いているか」というのは大きな判断基準になります。

  • 自分の働きに見合った給与である
  • 理想の働き方である
  • キャリア形成ができる

以上の3項目にある程度納得していればストレスが溜まりにくいです。

私の場合、前職を辞める時どの項目にも納得していなかったので辞める選択をしました。

環境に対し、自分自身が納得するかどうかは、働く上でのモチベーションに大きくつながります。

環境に納得いかなければ退職しても良いでしょう。

やりがいを感じる職場かどうか

判断基準として、やりがいを感じているかどうかは大切な指標です。

どんな仕事でもしんどいことはあるので、常にやりがいを感じながら仕事をするのは難しいかもしれません。

しかし、成果を出した時や物事を成し遂げた時、人に感謝された時など、どんな仕事でもやりがいを感じる瞬間はあるはず。

今の仕事に一切やりがいを感じないようでは、仕事で良いパフォーマンスも発揮できません。

やりがいが全くないと感じている場合、辞める判断は正しいでしょう。

成長を実感できているかどうか

日々仕事をしている中で、自分の成長を実感できているのかということが大きな判断基準になります。

仕事を始めてから今までの自分の成長を振り返ってみましょう。

在職期間が長くなるにつれ、新しい仕事を任されできることが増え「成長している!」と実感できていれば良いです。

しかし、「毎日同じような仕事を繰り返している」「この先もずっと同じことをしているのだろう」という職場では成長できません。

成長を実感しない職場で働いていると、キャリアが築けず周りと差がついてしまいます。

成長が見込めるかどうかは一つの指標になるでしょう。

シンプルにあと10年以上働けるか

「自分はあと10年以上ここで働けるのか?」と自分に問いかけてみるのも良いでしょう。

「しんどすぎて頭がおかしくなりそう」「10年後も暗い顔をして働いていそう」と思うのであれば、早めの転職をおすすめします。

「10年は無理でも、あと3年、5年くらいは頑張ろう・・・」と考える人もいるかもしれません。

しかし、転職はタイミングが大切。

今辞めたいという気持ちのまま働き続ければ、タイミングを逃して10年間働くことになるかもしれません。

10年先も働くことを考えて「絶対に無理」だと思ったら、早めに転職をするべきです。

仕事に行きたくない薬剤師の注意点とは?

仕事に行きたくないと考えている時、考えが狭まっている可能性があります。

実際私も転職をすると決めた時は追い詰められてしまい、少し後悔しているのが本音。

ここでは、その経験を活かし、後悔しないための注意点を紹介します。

感情に任せて退職しない

仕事に行きたくないと思った時、感情に任せて退職するのは辞めましょう。

感情的に行動すると後悔してしまう可能性が高まります。

例えば、職場の上司に嫌なことを言われた場合には「絶対に辞めてやる!」など感情的になりがちです。

しかし、感情に任せて退職し、自分が辞めた後に上司が異動になったりすれば、後悔します。

上司の存在以外は最高の職場だったのに、もう戻れないということになりかねません。

このような失敗を避けるためにも、退職は感情に任せず、下調べをして計画的に行いましょう。

一人で悩みを抱え込まない

仕事に行きたくないと思った時は、一人で悩みを抱えないことが大切。

仲の良い同僚や、信頼できる上司に自分の心情を話してみましょう。

悩んでいることを伝えると解決する方向に動いてくれるかもしれません。

実際、私自身が退職したいと悩んでいた時、退職が決まるまで職場の誰にも伝えることができませんでした。

しかし、退職後に同僚や上司と会って本音で話した後「もし相談していたなら続けられていたかも」と少し後悔しました。

相談することはとても勇気がいることですが、冷静な判断をするためにも必ず誰かに相談しましょう。

転職先について徹底的にリサーチする

仕事に行きたくないと思った時には、転職先について徹底的にリサーチしましょう。

転職先についてリサーチするのには以下のメリットがあります。

  • いつでも転職できるという安心感が生まれる
  • 転職活動が有利になる
  • 転職市場を調査して転職するか判断できる

在職中に転職先についてリサーチを行えば「嫌なことがあったらいつでも辞められる」という心のゆとりが生まれます。

在職中であれば、自分にあった求人を時間をかけて丁寧に探せるので、有利に転職を進められます。

さらに「良い求人がない、前の職場に戻りたい」と後悔することを避けるために、市場調査をした上で辞めるのが大切です。

辞めたいと感じた瞬間から転職エージェントなどに登録し、リサーチを徹底しておきましょう。

自分のことを第一に考える

これまでにあげた項目の中で何より大切なのは、自分のことを第一に考えることです。

仕事に行きたくないと考えた時、様々なことが頭によぎります。

「家族に迷惑をかけるかも」

「自分が辞めたら人手が足りず同僚が困ってしまうかも」

このように、周りのことを第一に考えて気遣えることはとても良いことです。

しかし、自分より他人を優先しすぎてしまうと自分が不幸になってしまいます。

仕事を辞めたいと思っている時には、かなり追い詰められている可能性があります。

思い詰めてしんどくならないよう、心や体を大切にするためにも自分を第一にしてくださいね。

薬剤師におすすめの転職サービス3選

効率よく有利に転職するためには、転職サービスの利用は欠かせません。

そこで、薬剤師にオススメの転職サービス3選を紹介します。

どの転職サイトにも同じような求人が載っているように思えますが、実際それぞれサービスや特徴が違います。

しかし、どれも無料で登録できるので、迷ったら全て登録してみましょう。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは、薬剤師専門の転職エージェントです。

北海道から沖縄まで全国を網羅しており、60,000件以上の求人を掲載しています。

薬剤師の派遣サービスに力を入れているので、派遣に強いエージェントとして人気です。

ファルマスタッフから派遣されるメリットは、派遣されたスタッフへの福利厚生や教育制度。

日本調剤が監修しているセミナーの無料講座やキャリア支援制度、スキルアップ講座などを無料で受けられます。

  • 派遣社員として働きたい方
  • 教育制度を利用しキャリアアップしたい方

上記のような方には、ファルマスタッフの利用がおすすめです。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、株式会社マイナビが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。

50,000件以上の求人数を誇り、転職に圧倒的な業績がある会社です。

病院や企業、薬局への転職が多く、正社員での転職に力を入れています。

履歴書の添削や面接対策などはもちろん、ネット非公開の転職情報を提供してくれるのが特徴

薬剤師専任のキャリアアドバイザーがいるので、より専門的なサポートが受けられます。

私は実際にマイナビのキャリアアドバイザーに相談しましたが、とても親身な印象でした。

正社員登用されたい方、1からの転職サポートが必要な方におすすめです。

ヤクキャリ

ヤクキャリは、医療界へキャリアサービスを展開するエムースキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。

医師などの転職支援事業などの実績から医療業界の転職に強く、病院の求人が豊富です。

ヤクキャリは、求職者が求める条件とマッチできるのが1番の魅力。

「産休育休制度が整っている」「未経験・ブランクの方可能」などで絞り込みをして求人を探せる機能も。

派遣求人が充実しており、派遣には出産付加金9万円の給付などの福利厚生が充実しています

病院に転職したい方、特殊な事情がある中で転職したい方におすすめです。

まとめ

この記事では、薬剤師が仕事に行きたくないと思った時に取るべき対策や、仕事を辞める時の判断基準などを紹介しました。

どうしても仕事が辛いという時、まずはゆっくり休むことが大切。

心に余裕ができたら、人に相談をしたり、落ち着いてよく考えたりしてから今後について判断しましょう。

心に余裕を持つために、転職エージェントに登録してあらかじめ求人を見ておくのがおすすめです。

転職を決意した時に焦らず行動するためにも、まずは今できることをしていきましょう。

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