【2025】薬剤師向け転職エージェントおすすめ5選を徹底比較！

薬剤師という職種は、意外にも転職者が多い傾向にあります。というのも、全国的に薬剤師は不足しているため、転職する際に次の就職先に困らないからです。しかし、転職先が自分に適した環境であるかどうかは働き始めてからでなければ分かりません。

職場選びに失敗しないためには、企業との間に入ってくれる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

そこで今回の記事では、次の就職先を探す際に役立つ薬剤師向け転職エージェントのメリットと選び方について詳しく説明します。

その上で、薬剤師向け転職エージェントおすすめ5選を紹介しますので、転職する際の参考にしてみてください。

薬剤師向け転職エージェントおすすめ5選

ここでは、薬剤師向け転職エージェントおすすめ5選を紹介します。

薬剤師向け転職エージェントは多数ありますが、この5選のなかで3社～4社登録しておけば、自分が志望する条件の求人に出会える確率は高まるでしょう。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは、日本調剤グループが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

首都圏だけではなく、地方の求人にも強いという特長があります。

調剤薬局や派遣・正社員の高給求人が多いので、条件に沿う求人が見つかる可能性は高いでしょう。

転職するか迷っている場合、相談だけでも真摯に対応してもらえるので登録して損はありません。

利用者の満足度も非常に高いので、圧倒的おすすめNo.1です。

会社名	株式会社メディカルリソース
主なサービス	応募書類添削、面接対策、日程調整、条件交渉など
対応エリア	全国

ヤクマッチ

ヤクマッチは、2016年にサービスを始めた比較的新しい薬剤師向け転職エージェントです。

社内には、薬剤師免許を持っている薬剤師が在籍しているので専門的な相談にも的確に対応してもらえます。

また、扱っている求人の多くは調剤薬局です。そのため、調剤薬局への転職を志望している人は登録しておいたほうがいいでしょう。

なお、扱っている求人は正社員とパートタイムのみなので注意してください。

運営会社	スプリングフィールド株式会社
主なサービス	応募書類添削、面接対策、日程調整、条件交渉など
対応エリア	全国

お仕事ラボ

お仕事ラボは、全国に店舗を構えるアイセイ薬局のグループ会社の株式会社AXISが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

利用者満足度90％以上・紹介後3か月定着率95.6%と実績は間違いありません。

条件に合う求人がない場合は、コンサルタントが職場に薬剤師を逆指名して売り込んでくれます。

また、面接への同行サービスもあり、面接当日のサポートも可能です。

運営会社	株式会社AXIS
主なサービス	応募書類添削、面接対策、面接同行、日程調整、条件交渉など
対応エリア	全国

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は人材・広告企業の大手である株式会社マイナビが運営しているため、非常に信頼度が高いです。そのため、安心して利用できます。

求人数が多く、苦手な業種や分野がありません。扱っている求人のうち、40％前後が非公開求人という点は大手だからこその強みでしょう。

また、ホームページには各キャリアアドバイザーの紹介ページがあるので、安心感があります。

運営会社	株式会社マイナビ
主なサービス	応募書類添削、面接対策、面接同行、日程調整、条件交渉など
対応エリア	全国

薬キャリAGENT

薬キャリAGENTは、医療業界では有名なエムスリーキャリア株式会社が運営してます。

コンサルタント満足度95％と薬剤師からも好評です。

薬剤師の派遣サービスを行っており、薬キャリAGENTからの派遣薬剤師として薬局やドラッグストアで働くことができます。

時給3500円以上の派遣求人も珍しくないので、月20日間1日8時間勤務でも年収650万円以上が可能です。

運営会社	エムスリーキャリア株式会社
主なサービス	応募書類添削、面接対策、日程調整、条件交渉など
対応エリア	全国

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薬剤師向け転職エージェントを利用するメリットとは？

ここでは、薬剤師向け転職エージェントを利用するメリットを3つに分けて説明します。

薬剤師向け転職エージェントを利用するメリットは以下の通りです。

• 転職活動の時間を減らせる
• 給与や勤務時間などの条件交渉をしてもらえる
• 非公開求人から選択できる

これらのメリットをひとつずつ説明するので、まずはどのようなメリットがあるのかをしっかりとおさえましょう。

転職活動の時間を減らせる

転職活動は、思っている以上に手間と労力がかかります。そのため、多くの時間が必要です。

また、現在の職場で働きながら転職活動をすると、どうしても片手間になってしまい応募先や面接日をうまく管理できなくなる可能性があります。

転職エージェントを利用すれば、担当者が自身の希望に沿う求人をピックアップしてくれたり、応募の際の面倒なやり取りをしてくれたりするので、混乱するリスクがありません。

その他にも転職希望先との面接日程も調整してくれるので、仕事に集中しつつ転職活動ができます。

給与や勤務時間などの条件交渉をしてもらえる

転職活動をする際、今よりも良い条件の職場に就きたいと思うのは当然です。

「あともう少し条件が良ければ…」という企業があった場合、自分で条件交渉をするのは気が引けるでしょう。

転職エージェントは、条件面の交渉も本人に代わって行なってくれます。

たとえば

• 年収
• 時給
• 勤務時間
• 休日数

などを、可能なかぎり希望に沿うように交渉してくれるのです。

必ずしも交渉が成功するわけではありませんが、仮に成功した場合は自分だけでは変えられなかった条件が変わるわけなので、利用者としてのメリットは非常に大きいでしょう。

非公開求人から選択できる

一般的に、転職エージェントの求人には「非公開求人」があります。

これは、転職エージェントに登録した人しか見れない求人であり、企業のホームページやインターネット上の求人では公開されていません。

非公開にしている理由はさまざまですが

• 好条件で応募が殺到する可能性があるため
• 若干名の募集ですぐに枠が埋まってしまうため

などの理由が挙げられます。

たとえば、薬剤師向け転職エージェント大手の「ファルマスタッフ」は求人の絶対数が多いため、非公開求人の数も多いです。

質の良い求人に出会える可能性が高いので、登録しておいて損はないでしょう。

薬剤師向け転職エージェントを利用するデメリットは？

薬剤師の転職活動において、転職エージェントは求人紹介や条件交渉、応募書類の添削など幅広いサポートを受けられる便利な存在です。しかし一方で、すべての薬剤師にとって必ずしも最良の選択肢とは限りません。

ここでは、薬剤師向け転職エージェントを利用する際に注意すべき3つの主なデメリットについて詳しく解説します。利用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

担当者との相性に左右される可能性がある

転職エージェントは基本的に担当者（キャリアアドバイザー）とのやりとりを通じて進めていきますが、この担当者との相性が合わないと、転職活動がスムーズにいかないことがあります。たとえば、希望条件をしっかりヒアリングしてくれなかったり、連絡の頻度が少なかったりすると、ストレスや不満を感じることも。

また、担当者の経験やスキルによっては、求人の質やマッチング精度に差が出る場合もあります。複数のエージェントに登録して比較することで、相性の良い担当者を見つけるのが得策です。

紹介される求人が偏ることがある

転職エージェントは自社で保有する「紹介可能な求人」から選んで紹介するため、求職者の希望と完全には一致しない求人を勧められるケースがあります。特に、エージェント側が企業から紹介料を得ている場合、利益が優先されることもあるため、紹介される求人が限られたり、希望に合わない職場を勧められたりすることがあります。

また、非公開求人が多い反面、自分で直接探せば見つかる求人が紹介されないこともあります。エージェント任せにせず、自分でも求人情報を収集することが大切です。

自分のペースで転職活動を進めにくい

転職エージェントを利用すると、担当者からの連絡や面接調整などが頻繁に発生し、思っていたよりもハイペースで転職活動が進むことがあります。「とりあえず情報収集だけしたい」「ゆっくり検討したい」という方にとっては、急かされるような印象を受けるかもしれません。

また、紹介された求人にすぐ応募するよう促されるケースもあり、自分のペースを崩されることも。転職のタイミングや意思が固まっていない場合は、登録や利用のタイミングを慎重に見極めることが重要です。

薬剤師向け転職エージェントの選び方

ここでは、薬剤師向け転職エージェントの選び方を3つに絞って説明します。

薬剤師向け転職エージェントの選び方は以下の通りです。

• 志望している業種に強いエージェントを選ぶ
• 複数社に登録する
• どの雇用形態に強いか

薬剤師向け転職エージェントを選ぶ際は、最低限この3つを意識するようにしましょう。

志望している業種に強いエージェントを選ぶ

薬剤師向け転職エージェントは、それぞれに得意分野があります。調剤薬局や病院など、自分が志望している業種の求人が多い転職エージェントを選ぶようにしましょう。

たとえば「ファルマスタッフ」は、日本調剤グループが運営しているので調剤薬局の求人に強いです。

また、病院や企業であれば「マイナビ薬剤師」もおすすめなので登録しておくといいでしょう。

複数社に登録する

当然ですが、転職エージェントは1個だけしか登録してはいけないわけではありません。

複数の転職エージェントに登録すれば、希望する条件に近い求人に出会える確率が上がります。

ただし、登録しすぎるといくら担当者がサポートしてくれるとはいえ、管理が大変になるので登録は3～4社までにしておきましょう。

また、複数登録する場合は、各転職エージェントで同じ求人に応募しないように注意する必要があります。

どの雇用形態に強いか

無理せず働き続けるには、自分に合った雇用形態を選択するのが大切です。

年齢によってライフスタイルは変化していくものなので、柔軟な働き方をする考えも持っておくといいでしょう。

薬剤師向け転職エージェントに掲載されている求人の雇用形態は、主に以下の4つです。

• 正社員
• 派遣社員
• 契約社員
• パート・アルバイト

転職エージェントによって、雇用形態ごとの求人数に差があります。

そのため、自分が志望する雇用形態の求人数が多い転職エージェントに登録したほうが、条件通りの求人に出会える確率が高まるでしょう。

たとえば、安定した正社員であれば「マイナビ薬剤師」や「薬キャリAGENT」がおすすめです。

派遣社員の場合は、高給求人が多い「ファルマスタッフ」がいいでしょう。派遣求人のなかには、時給3,000円以上の求人もあります。

このように、転職エージェントによって得意とする雇用形態は異なるので、そのあたりも考慮して登録するようにしましょう。

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薬剤師の転職エージェントに登録後にすべきこと

薬剤師として転職を考え、転職エージェントに登録した後は、次にどんな行動を取るべきかが成功のカギとなります。ただ待っているだけでは、自分に合った理想の職場にはなかなか出会えません。

ここでは、薬剤師がエージェント登録後に行うべき5つのアクションを詳しく解説します。初めての転職活動でも、迷わずスムーズに進められるよう、ぜひ参考にしてください。

担当者との面談で希望条件を明確に伝える

エージェント登録後は、キャリアアドバイザーとの面談が行われるのが一般的です。この面談では、自分のキャリアやスキル、転職理由、希望条件（勤務地・勤務形態・給与など）をできるだけ具体的に伝えることが大切です。

あいまいな要望だと、紹介される求人がズレる原因になります。将来的なキャリアビジョンや「絶対に譲れない条件」もはっきり伝えることで、担当者がより精度の高い求人を紹介しやすくなります。信頼関係を築く意味でも、率直かつ誠実な対応が求められます。

職務経歴書や履歴書を準備・更新する

転職活動を本格的に始めるには、履歴書や職務経歴書などの応募書類を整えておく必要があります。エージェントによっては、書類の添削やフォーマットの提供も行ってくれるので、早めに準備して担当者に共有しておくとスムーズです。

特に職務経歴書は、薬剤師としてどのような業務を担当し、どのようなスキルを培ったかを明確に伝える重要なツールです。書類の完成度が高ければ、企業側にも好印象を与えやすく、選考通過率の向上にもつながります。

求人情報に積極的に目を通す・質問する

エージェントから紹介された求人は、ただ待つのではなく、内容をよく読み込み、自分の希望に合っているかをしっかり判断しましょう。不明点や気になる点があれば、遠慮せずに担当者に質問することが重要です。

たとえば「残業の有無」「在宅調剤の対応」「人間関係や雰囲気」など、求人票だけではわからない情報もエージェントなら把握している場合があります。積極的にやりとりを行うことで、自分に合った職場を見つけやすくなります。

面接準備や自己PRの練習をする

書類選考を通過したら、次は面接の準備が重要です。薬剤師の面接では、業務知識や対応力に加えて、人柄やチームワークが重視されることもあります。エージェントでは模擬面接や質問想定のサポートも行っているため、活用すると良いでしょう。

また、自分の強みや転職理由を端的に伝えるためには、自己PRの練習が不可欠です。想定問答を事前に整理し、自信を持って話せるようにしておくことで、本番の面接でも落ち着いて対応できます。

複数の求人や職場を比較・検討する

紹介された求人が1件だけだったとしても、すぐに決めるのではなく、できる限り複数の求人を比較検討することが重要です。給与や勤務時間だけでなく、職場環境やキャリアの将来性など、総合的な視点で判断する必要があります。

複数のエージェントに登録して情報を比較するのも有効な方法です。急いで転職を決めるとミスマッチの原因になりやすいため、じっくり比較して、自分に本当に合った職場を選ぶ姿勢が求められます。

薬剤師の転職エージェントを利用すべき人

薬剤師の転職を成功させるためには、自分に合った方法で情報収集や応募活動を進めることが重要です。その中で、転職エージェントの活用は非常に心強い手段の一つです。

ここでは、「薬剤師の転職エージェントを利用すべき人」の特徴を3つに分けて詳しく解説します。自分に当てはまるかを確認し、効率的な転職活動の一助としてください。

はじめての転職で何から始めればよいかわからない人

転職活動に不慣れな薬剤師にとって、求人の探し方、応募書類の書き方、面接対策などすべてを一人でこなすのは大きな負担です。特にはじめての転職では、不安や疑問が多く、「何から手をつけてよいか分からない」と感じることも。

そうした方にとって、転職エージェントの存在は大きな助けとなります。経験豊富なキャリアアドバイザーが、求人選定から面接日程の調整、条件交渉まで一貫してサポートしてくれるため、安心して転職活動を進められます。転職初心者ほどエージェントを活用するメリットは大きいと言えます。

条件面での交渉や裏事情を知りたい人

「年収を上げたい」「残業の少ない職場に行きたい」「人間関係の良い職場に転職したい」といった希望がある場合、自分ひとりで企業と直接交渉するのはハードルが高いものです。転職エージェントを利用すれば、担当者が企業との間に入って条件交渉を代行してくれるため、希望が通りやすくなります。

また、求人票だけでは分からない職場の雰囲気や離職率、過去の採用傾向といった“裏情報”も把握していることが多く、よりミスマッチの少ない転職が可能になります。交渉が苦手な人にもおすすめです。

忙しくて転職活動に時間をかけられない人

薬剤師としてフルタイム勤務をしながらの転職活動は、求人情報の収集、書類作成、応募先との連絡など、多くのタスクに時間を割く必要があります。仕事と並行して進めるのが難しいと感じている方には、転職エージェントの利用が非常に効果的です。

希望条件を伝えておけば、エージェントが代わりに条件に合う求人を探し、必要に応じて応募や日程調整も代行してくれます。限られた時間の中で効率的に転職活動を行いたい人にとって、エージェントは強い味方となるでしょう。

薬剤師の転職エージェントを利用すべき出ない人

薬剤師の転職において、転職エージェントの利用は便利で心強い選択肢ですが、すべての人にとって最適な方法とは限りません。

エージェントの介在によってペースが乱れたり、自分の思い通りに進めにくくなるケースもあるため、むしろ「利用しない方がいい」といえるタイプの薬剤師も存在します。ここでは、転職エージェントを利用すべきでない薬剤師の特徴を3つに分けて解説します。

自分でじっくり求人を探して比較検討したい人

自分のペースでじっくり情報を集めて、複数の求人を比較しながら慎重に進めたい人にとっては、転職エージェントの存在がかえって負担になる場合があります。エージェントはテンポよく求人を提案してくれる一方で、早期に転職を促すケースもあり、「今すぐ転職したいわけではない」という方にはペースが合わないことも。

また、エージェント経由では非公開求人が中心となるため、自分で求人サイトや企業ページを直接見て比較したい人には物足りなさを感じるかもしれません。

希望条件がすでに明確で応募先が決まっている人

「この病院に入りたい」「この調剤薬局の求人に直接応募したい」といったように、すでに転職先の希望が明確で、応募先も決まっている人にとっては、エージェントを介すメリットが少ないことがあります。

むしろ、エージェントを通すことでやり取りがワンクッション増え、スピード感が損なわれたり、余計な情報が加わってしまう可能性もあります。自分で直接企業にアプローチできる状況なら、エージェントを介さず、スムーズに転職活動を進めた方が効率的です。

転職の意思がまだ固まっていない人

「転職するかどうかまだ迷っている」「情報収集だけしたい」といった段階では、転職エージェントの積極的な提案がプレッシャーになることもあります。エージェントは転職を前提とした支援を行うため、転職意欲が低い状態で利用すると、希望しない求人の紹介や連絡の頻度にストレスを感じるケースがあります。

転職するかどうかが未定の場合は、まずは求人サイトで情報収集を進めたり、キャリアの方向性を整理してからエージェントを利用するのが賢明です。

まとめ

ここまで説明したように、薬剤師向け転職エージェントは薬剤師の頼もしいサポート役を担ってくれます。

転職エージェントを利用すれば、現在の職場で働きつつ無理せず転職活動が可能です。

転職エージェントによって、得意としている業種や雇用形態は異なります。

自分の志望する条件とマッチする転職エージェントに登録するのが、いい求人に出会うための近道です。

今回の記事で紹介した、薬剤師向け転職エージェントのメリットや選び方をしっかりとおさえた上で、おすすめ5選のなかから登録してみるといいでしょう。